令和7年12月2日 栗原市立一迫小学校3学年の生徒さんを対象に開催しました。
今回は授業の2コマを使って行われました。会場につくと、すでに皆さんは整列して待機、我々を見るなり元気いっぱいに「よろしくおねがいしま~す!」と声をかけてくれました。
1コマ目は「認知症サポーター養成講座」。小学生用のテキストに沿って、いつも使っているスライドも簡単に作成。講話の前に「認知症とは?」というテーマでワークシートにかいてもらう作業をしたところ、「忘れやすくなる」「性格が変わる。」など、皆さん一生懸命書いてくれていて感心しました。
3年生の生徒さんにもわかりやすいように伝えるにはどうしたら良いか、普段とは違う伝え方を模索。
「記憶のツボ」をざるに、「いろんな情報」をボールに例えて、いろんな情報がいっぺんに聞こえてきたら記憶のツボはキャッチできるのか?
という体験をしてもらったり、「昨日の夕飯に何を食べたか忘れてしまった。」→これは「認知症でしょうか、単なる物忘れでしょうか?」などのクイズをまじえたり…。
2コマ目は「高齢者疑似体験」。「人は年を取るとどうなるのか?」=老化による心身の変化についてスライドにて講話。その後軍手やアイマスク、耳栓などを使って、手先の動かしにくさ、見えにくさ、聞こえにくさなどをグループに分かれて体験してもらいました。先生方にもたくさんお手伝いいただき、ありがとうございました。
長時間にも関わらず、生徒の皆さんは熱心に取り組んでくれました。高齢者や障害を持った方の大変さを実感し、思いやりを持って関わっていくことを学んでくれました。
優しい気持ちを持った子供たちが地域にはたくさんいることを実感。今後の子供たちの成長が楽しみです。
一迫小学校の皆様、大変ありがとうございました。




